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「ご心配おかけしました」
2014年4月24日
大腸がんのこと、言いそびれてしまっていてすみませんでした。 積極的に公表はしていなかったのですが、ひた隠しにしていたわけでもなく、がん予防の講演などの場では、少しずつお話し始めていたところでした。
今の日本は、実に「20人に1人が大腸がんになる」という時代に突入しています。 「ぜひ定期的に検査を受け、早め早めに手を打って、元気に日常生活にも仕事にも旅行にも居酒屋研究にも復活してください!!!!!」と、いつか、ちゃんとお伝えしようと思っておりました。
万里結太が、私のお腹の中のがんについて、当初(去年の夏休み、開腹手術直前に話しました)はショックを受け、とてもナーバスになっていたので・・・。
「お母さん、死んじゃうの?」と、枕に突っ伏して泣く子ども達に、どう説明したらいいものか、今回は本当に考えさせられ、・・・結果、誰にも言えない時間が長引いてしまいました。
「死なないために、病院で手術を受けることにしたの。だから、絶対に頑張ってくるよ」 「またお腹切るの?」 「うん、大丈夫。お母さん、お腹切るのは意外と平気なタイプなんだよ」 「ボクはイヤだ。痛いでしょ。痛いの大っ嫌いだから」 「そうだね、手術すると、しばらくは痛いよ。でもね、悪いところを取らないと、その後、すーっごく痛くなるみたいなの。お母さんだって痛いの嫌いだから、すごく痛くなる前に頑張っておこうと思って」 「手術が終わったら、すぐにハワイに一緒に行こうよ。ペルセウス見ようよ」 「流星群は、お父さんと一緒に見てきて。お母さんは、病院の屋上から見るよ」 「それじゃ意味ないじゃん」 「意味あるよぉ。空は繋がってるんだもん。見るのは同じペルセウス座流星群なんだよ、すごいでしょ」 「・・・」 「ちゃんと治すから、次のペルセウスは一緒に見ようよ。どこの空で見るか、ちゃんと考えよう、ね」 「見えなかったら?」 「見えなかったら、またその次のペルセウスを見るの。いつも一緒には見れないかもしれないけど、次の計画を一緒に考えるのだけは、ずっとやろうよ」 「次はどこで見るの?」 「う〜ん、空が透き通ってるところ、いっぱい探しておかなくちゃ」 「家族で見に行くって、友達に話しちゃったよ、ボク」 「・・・そうかぁ、でも大丈夫。2学期が始まる頃には、お母さん、きっと元気になってるから、そうしたら、お母さんがちょっと病気になってて、ペルセウス、1回お休みしたんだよねって、お話してよ」 「そうか、そうだね」 「そうだよ、誰でも病気になるときがあるでしょ。だから、みんなに心配かけなくてすむくらい、元気モリモリになっておくの。それまでだけ、内緒にしてて」 「いいよ、OK」
・・・そんな会話をしまして。 そこからは、「元気モリモリになろう計画」に集中するあまり、内緒解除のタイミングを逸しておりました。
でも、もう本当に大丈夫。 今度の夏休みは、家族4人、どこで星空を見上げようか、楽しく計画を練ることのできるところまで回復しております。
ご心配かけまして、すみませんでした。 またちょこちょこブログをアップし、何度体調を崩しても、しっかり立ち上がって楽しく生活している49歳向井の暮らしをお知らせしようと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いします(拝)。
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