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「桁が違う・・・」
2013年4月12日
今日(もう昨日)、持参したレンタル線量計が示した、一番高い数値がこちらです。 「20.60」ではありません。 「206.0」マイクロシーベルトです。
先ほど貼り付けた、水平線の見える風景写真を撮った場所の、雨どい下の側溝で計ってみた際に出ました。
あまりのことに、カメラを構える私の手が震え、ピンボケになってしまってすみません。←この機器、ジップロックに入れて使わなくちゃならないとのことで、ピントが難しいんです(涙)。
今回、双葉郡へ行ってみて感じたこと。 まずは、私のようなシロウトの目には、復興している様子がまるで見えませんでした。
むしろ、人の住まない町や家が、(言い方が悪くて申し訳ありませんが)朽ち始めているのをひしひしと感じました。 冨沢酒造の建物も、屋根は落ち、瓦は飛び、雨漏りが増えて畳の傷みが進んでいました・・・。
除染を行っている人たちの頑張りには本当に頭が下がりますが、何せ、汚染されてしまった範囲が広く、年月が経つうちに、汚染が濃密に吹き溜まる、より危険な箇所ができてしまっているように感じられてなりません。
風に乗って、地下に染み出して、今も汚染が拡がっているのではないか・・・と、双葉の皆さんに心休まる日はありません。 私達にできること、どうにか少しずつでも、探し続けたいです。
「このエリア内の皆さんは、3月22日から帰宅可能になりましたよ」と、いきなり発表されても、水道・電気・ガズの供給もままならず、スーパーも病院も学校もなく、ゴミ収集車だって回ってきてくれない町の、今にも崩れそうな家で、一体どうやって暮らせばいいのか・・・。
そう言って黙り込んでしまった方の、悲しい目が脳裏から離れません。 あまりに微力で情けないのですが、一緒に考えていきたいと思います。嗚呼。
行ってよかった。 行かなきゃ分からないことがいっぱいあった。 ・・・そう言いながら、高田は爆睡に入りました。
つい夜更かししてしまいました。 私も、オロオロ考え込んでしまうのは一旦やめて、美しい桜を思い出しながら、横になってみますね。
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