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「鈴蘭の君へ」

2006年4月11日

昨日、ダンナと2人で、中目黒のスタバへ行ったんですが、そこで、涙をポタポタ落としながら、静かに静かに泣いている女の子を見ました。
私たちは、店の中ほどにある6〜7人掛けの大きなテーブルに座っていたのですが、透き通ったガラスの衝立の向こう側に1人で腰掛けてきたのが、彼女でした。
あまりに涙が止まらないので、ダンナも私も目のやり場に困り、同じくガラスの衝立の向こう側に(私たちが来る前から)1人で座っており、コーヒーを飲み終えた途端、化粧ポーチを取り出して、その場でガンガン顔を作り始めた女の子を重点的に見てしまいました。

「あの娘、大丈夫だったかな・・・」
店を出で歩きながら、ダンナがつぶやくので、
「あんまり大丈夫そうじゃなかったけど、少しだけ安心したのは、彼女のコーヒーマグの横に、チョコレートマカロンが置いてあったこと、かな。え? だって、コーヒーと一緒に甘いものをちょっぴりオーダーできたってことは、多分、自分のペースを取り戻せるの、・・・そんな予感がするよ」
と、答えた私でありました。
「ひえ〜っ、全然見てなかったようで、しっかりディテールまで観察してるんだなぁ」
と、ダンナは驚いていましたが、実は、彼女が泣いているのに気づく前から、ただ単純に、私もマカロンをオーダーすればよかった・・・と、目が引き寄せられていたからだったとは、今更、言わなくてもいいですよね。

一晩経って、彼女の涙が少しでも乾いているといいのですが。
そして、同じくらい心配なのが、ビューラーをライターで温めながら、異常なまでの執念でまつ毛をカールさせていた、もう1人の女子のことです。
一晩経って、彼女が少しでも大人になっているといいのですが。
ただし、彼女の使っていたマスカラは、ウォータープルーフなのに、お湯でつるんと洗い流せるタイプのものだったので、彼女、意外と自分のことを大切にしている娘なのかもしれません。
なんちゃって、人間観察をしながら、勝手にあれこれ想像する私のクセは、もう一生直らないんでしょうね〜(笑)。

さて。
今日は、頬っぺたを転がり落ちる、透き通った涙のようなお花の写真を貼り付けておきますね。
鈴蘭の一種だと思うのですが、名前がわからず、ごめんなさい。
が、ぼんぼりの裾にあるかわいい緑の水玉が、テーブルの上で弾けて消える水滴にも見えてきて、何だかイメージがピッタリなんです。
涙をこぼすことは、身体の中に溜まったストレスを外へ流し捨てることにもなると聞きますので、できることなら、無理に止めることなく、出し切っちゃってくださいね。

P.S. キャー! 今、図鑑を見て、後ろでんぐり返りをしそうになりました。
これぞ、鈴蘭水仙だったんですね、SNOWFLAKEであります。
子供のお散歩コースに咲いているのですが、その咲いている場所というのが大使館でして、花の名前を聞くために、門をくぐらせていただくには敷居が高すぎるのでありました・・・。
お花の名前一つと言ってしまえばそれまでかもしれませんが、やっぱり嬉しいですね。わーい!